出会い系で相手を探しても、何故か妻と似たタイプの女性を選んでしまう

出会い系で相手を探しても、何故か妻と似たタイプの女性を選んでしまう

今度出会い系で不倫相手を探すとしたら、妻とは全然違うタイプがいいと思っていた。

約半年前、いわき市内に住む人妻と出会ったが、どことなく妻に似ていた。
風貌は違うが、妙に冷めたところやセックスが淡白なところが妻そっくり。
彼女を抱いているとき、ふと妻を抱いているような錯覚を覚えたこともある。
当然セックスは面白くない。
妻の生霊が彼女に憑依して嫌がらせしているのではないかと思ったほどだ。

彼女は夫に怪しまれているという理由で突然会うのを拒んだが、そのときなぜかほっとした。

そしてまた出会い系で人妻と出会った。
同じいわき市でも海沿いの方に住んでいる四十代の女性。女性というよりも熟女という呼び方が似合うセクシー系。
俺も四十代だからほぼ同世代。
名前は紀子(仮名)としておこう。

紀子なら性格もセックス性向も妻とは正反対に違いない。
期待をこめてアタックした。
最初は「あなたに会うのは難しいかも」みたいなメッセージが届き、半分あきらめていたが、数日して「ドライブに連れて行ってください」とメールが来る。
休日出勤と妻に嘘をついて車を出した。

少し遠出して大洗のほうにハマグリを食べに行く。
食事したら、適当なラブホに入るつもりだった。

車の中での会話は身の上話が中心だった。
紀子の口からは自分のことしか出てこない。
自分の不倫には正当性があることを訴えたい様子。

美容師の資格を持っていて、ずっと美容院で働いていたが、既婚のスタッフと過ちを犯し、店長にバレてクビになった。
その後、市の水道局員と結婚してずっと専業主婦。
一年前、夫のEDが原因でセックスレスになり、出会い系に来た。
夫は妻の素行に気づいているが、大目に見られていると言う。

「おたくの夫婦仲はどうなんですか」

「妹か従妹のようなものかな。お互い知りつくして仲もいいけど、セックスはしない」

「うちも一緒かも」

食事のあとはこちらの目論見どおりホテルに直行。
仕事上の手続きのように、暗黙の了解でこういう流れになる。
大人の関係を知りつくした男女にとって、よほど相性が悪い場合を除き、これ以外の選択肢はないようだ。

できれば長く続けたいから、身体のことをよく知っておきたい。
俺はその熟女の身体のあちこちを愛撫しまくり、宝さがしのように性感帯を探った。

「ああぁぁンッ!」

ビクッと体を反応させ、俺の頭を抱え込むように抱きついてきた。
クリトリスを触った直後だ。
やっぱりここが一番なのか。
耳や、足指の付け根も感じた気がするが、クリトリスほどではない。
その小さな突起物を指先で虐め、高い声を出してのけぞったところで首を舐め、開いた赤い唇を吸いながら豊かな乳を揉みまくる。

―この味は妻にはない―

熟れた女の匂いがする。
淫らな匂いがぷんぷんたちこめる。

汗かいたベトベトの肌をこすり合わせ、連続して二回セックスした。

シャワーの後、ピンク色のキャミソールを身に付けながら紀子が言う。

「こんな言い方失礼かもしれないけど、言ってもいいかしら」

「どうぞ。何なりと」

「高島さんて、うちの夫に何となく似てます」

「へえ、面白いな」

俺もブリーフをはき、シャツをかぶる。

「元気になった夫に抱かれているみたいでしたよ。初対面なのに不安もなくこんなことできたのは、夫に似ていたからかもしれないです」

「どんなところが似ているの」

「よくわからないけど、雰囲気かしら。安らげるんです」

妻とは違うタイプの女を抱いて歓ぶ男と、夫に似た男に抱かれて安らぐ女。

既婚者同士のセックスには色々あるなと思った。

紀子とは二か月ほどで別れた。

私の不貞に耐えきれなくなったのか、夫がある夜抱きついてきたんです。
驚いたことに夫のアレが元気になっていました。
はげしい嫉妬が、眠っていた男を呼び覚ましたのかもしれません。

メールにはそう書いてあった。

夫婦にも色々あるんだな、と思った。

福島県の人妻出会い情報はコチラ→

地域別検索