欲求不満がつのった結果、他人の人妻を抱いた

欲求不満がつのった結果、他人の人妻を抱いた

倉敷に住む三十三歳の既婚男性です。

やっぱり出会い系ってすごいですね。
こんな平凡な私でも女性に会えましたし、短い間でしたが甘い体験もできました。
今は相手がいない状態ですが、また機会があればどこかの女性と遊んでみようと考えています。

私がなぜ出会い系に来たのか、そしてどんな女性に出会ったのか書いてみたいと思います。

妻とは五年前に結婚しました。
今どき珍しいお見合い結婚です。
新婚当初はむさぼるように彼女を求めましたが、もともと好きな女ではなかったのでしょうか、魅力も感じなくなり、抱こうという気持ちが薄れていきました。
年を経るにつれ夜の営みの回数も減少。
セックスが義務のように感じられ、ついにセックスレスに。
本気で愛し合った恋愛結婚ならまだしも、お見合いですからね。
一応惚れ合って結婚したことにはなっていますが、疑似恋愛のようなものだったのでしょうね。

最近、性格の不一致にも気づくようになりました。
休日の過ごし方、お気に入りのテレビ番組、趣味、食の好みにいたるまでことごとく違うのです。
なぜもっと前に気づかなかったのか。
結婚を早まったことを今では後悔しています。

―この人とは合わない―

お互いこう認識してしまうと顔を見るのもいやになるのか、今では家庭内別居です。
悲しい限りです。

でもお互いまだ三十代前半。エッチしたい盛りです。
妻はどうなのか知りませんが、私は強い欲求不満を感じていました。
性処理はもっぱらネット動画を見ながらのマスターベーションでしたが、本音では女性とセックスがしたいのです。
妻以外の女なら誰でもいい。とにかく女性を抱きたい。
この不倫願望は日々成長し、ついに出会い系に登録してしまったのです。

食い入るように出会い系の掲示板をチェックする日々でした。

「今の殻をぬけだして、誰かとお散歩したり食事したりして、気分を変えてみたいです。エッチ目的はお断りです」

こんな書き込みをしていたのは丸亀市に住む三十四歳の人妻、樹里さんです。
セミロングの先の方だけパーマをかけ、目鼻立ちがすっきりしたエレガンスな女性。
ひと目で気に入りました。
妻とは全然違うタイプでした。

メアドを交換し、しばらくメールでの会話が続きましたが、一度会いましょうという話になり、丸亀市まで出かけて行ったのです。

「何となく夫以外の男性と知り合いたくなって」

アイスカフェオレの太目のストローに口を付ける樹里さん。

「ご主人とは仲がよくないのですか」

「良いとも悪いとも言えない、静かな関係です」

私たち夫婦にもそういう時期がありました。
夫婦がどちらの方向に進むかが決まる、分岐点のような時期です。
私たちは破たんの方向に進みましたけどね。

「うちはもう終わっています。妻は法的な配偶者でしかありません」

そんな会話をするうちに共感し合い、何度も逢瀬を重ねました。
こうなると早いですね。
男女の関係になるのにそう時間はかかりませんでした。

エッチ目的お断りは嘘か本当か、樹里さんのセックスは激しかったです。
話の内容からしてご主人とはどうやらセックスレス。
彼女なりに女の欲求不満を感じていたようですね。
私も久しぶりに狂おしいセックスを楽しみました。

樹里さんの身体で気に入ったのは乳首。
きれいな薄いピンクで、とても人妻のものとは思えません。
私はずっと樹里さんの乳首を愛撫していました。
前戯のときはもちろんのこと、挿入してからも射精するまで手放しませんでした。

「こんなにオッパイ愛されたの初めて。別の女になったみたい」

私も別の男になったみたいです。
スリルあふれるW不倫は、それぞれの中に新しい男女を開発するのでしょうか。
生まれ変わったような気分で交際を続けました。

でも約三か月後、思いがけないところから樹里さんとの間にヒビが入ることになります。

「こんなところにホクロがあるね」

その一言を今では後悔しています。
樹里さんの恥ずかしい唇の横に、直径五ミリ程度の黒い点があったのです。
その一言は、とたんに樹里さんの気分をそこねました。

「女性の身体のこと、そんな風に指摘しないほうがいいですよ」

「ごめん。そんなつもりで言ったんじゃなくて」

妙な話ですが、それからお互いの気持ちが遠ざかったのです。
そのホクロのせいで、昔イヤな思いをしたのでしょうか。
樹里さんにとっては特別なホクロだったのでしょうね。

連絡することも少なくなり、樹里さんとは自然消滅。

樹里さんとは愛し合ったのですか?

そう問われると考え込んでしまいます。

確かに愛しましたし、愛されたとも思います。
でも本物じゃありませんでした。
ホクロを指摘したくらいで壊れてしまうのですからね。

言ってみれば疑似恋愛です。

妻も不倫相手も疑似恋愛。
何だか寂しいです。

妻とは相変わらず冷戦状態。
たまに出会い系サイトをながめて、新たな「恋愛」を探す毎日です。

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